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Panasonic LUMIX LF1 [デジカメレビュー]

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・光学7倍ズーム
・28-200mm(35mm換算)
・1/1.7型MOSセンサー1210万画素
・3.0型液晶モニター
・専用バッテリー駆動
・2013年6月20日発売

一般の1/2.3センサーよりも若干大きめの1/1.7センサーを積む、いわゆるハイエンドコンデジの一種。
小さなボディにLVFを装備している、ちょっぴり珍しいコンセプトのカメラです。
日本製で質感の高いボディに光学7倍ズーム。wi-fiやNFC、手ぶれ補正も装備しています。
特徴であるLVFは解像度が低く、今のところあまり使っていません。

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むすこ誕生に合わせて、成長記録を撮ることを目的に購入しました。
数多く持っているCCDセンサーを積む旧型機に比べるとやはり暗所に強く、
室内でも結構良い写りをしてくれます。

明るい屋外ではやや露出オーバーの傾向。それと低感度でのノイズが若干気になります。
また、暖色系のふわっとした写りをするので、建造物などよりもポートレートなどが得意かと。

この機種最大の利点は、LVFなどではなくそのコンパクトさだと思います。
これだけの機能を詰め込んで、しかも画質もいい。かなりお勧めのカメラです。

Kodak EasyShare Z915 [デジカメレビュー]

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・光学10倍ズーム
・35-350mm(35mm換算)
・1/2.3型CCDセンサー1000万画素
・2.5型液晶モニター
・単三電池駆動
・2009年8月20日発売

日本で発売された旧コダックEasyShareシリーズでは最もメジャーな機種かもしれません。
独特の発色、特に青が特徴的ないわゆる「コダックブルー」を体感できる機種として、日本でも一部の写真好きには人気があったようです。実際、自分もこの機種を使って旧コダックのデジカメが大好きになりました。

デザインは地味ですが、「カメラらしい」デザインをしています。
当時1万円ちょっとで購入したのですが、機能面では10倍ズームにレンズシフト方式の手ぶれ補正、PASM撮影モードがあるなど、結構充実しております。
同じEasyShareシリーズでもC195とは違い、自分好みに設定をいじくることができるので、作品作りにも使えるカメラです。

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改めて使ってみると、「やっぱりいいカメラだな~」と感心します。
吐き出される画像を見てみると、現コダックのPIXPROシリーズとは写真に対するポリシーみたいなものに雲泥の差があるように感じます。

低感度でもかなりノイズが目立つのですが、それを補って余りある独特の発色と解像力。
きっとレンズが良いんだと思います。エンジンは2世代くらい前のものなのでレスポンスはイマイチなのですが、一枚の「写真を撮る」ということにしっかりと向き合おうと思えるカメラです。

Kodak EasyShare C195 [デジカメレビュー]

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・光学5倍ズーム
・33-165mm(35mm換算)
・1/2.3型CCDセンサー1400万画素
・3.0型液晶モニター
・単三電池駆動
・2010年発売(日本未発売)

2012年にデジカメ産業から撤退したコダックのEasyShareシリーズの後期モデル。
誰でも簡単に綺麗な写真が撮れる「スマートキャプチャー」機能を搭載した、
コンパクトなスタンダードモデルです。

世界的にはかなり評価が高いようで、米アマゾンではレビューが1200件を超えています。
自分は元々旧コダックの絵が大好きだったので、興味本位で個人輸入しました。

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銘機と言われた「EasyShare Z915」に比べるとコダック独特の発色はいくらか抑えられているような気がします。
その代わりに後発機種ということもあり、ノイズ処理能力と解像力は上がっている感があります。

初めてこの機種で撮影した画像を見たとき、あまりの解像力の高さに驚きました。
あくまで主観ではありますが、シグマのDPシリーズに搭載されるフォビオンに少し似た解像感です。

CCD独特のシャープでキレのいい画質を誇り、ボディも良いデザインなのですが、
このシリーズの特徴である「スマートキャプチャー」がイマイチなんです。

自動でシーンモードから最適なモードを選択してくれるのですが、コレにものすごく時間がかかります。
小さな子供を撮影しようとしても、ポートレートモードを選択するまでにカメラ側で時間がかかってしまうため、圧倒的にシャッターチャンスを逃してしまいます。
さらにこのスマートキャプチャー中に、シーンの判別を待たずにシャッターをきってしまうと、ノイズの乗った全く使い物にならない画像になってしまうのです。
日本メーカーでは考えられない、「おおらかにゆったり写真を撮りましょう」みたいな大陸的な発想ですね。

こんな感じのC195なので、自分は常にプログラムモードで撮影。
色彩VIVIDで、露出は-0.3~-1で使用しています。

米amazonにはまだ少量ながら在庫があるようです。
メーカーの保障等はもちろんもうありませんが、興味のある方はどうぞ。

PENTAX Optio E60 [デジカメレビュー]

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・光学3倍ズーム
・32-96mm(35mm換算)
・1/2.33型CCDセンサー1010万画素
・2.4型液晶モニター
・単三電池駆動
・2008年8月7日発売

ペンタックスは2008年にHOYAに吸収合併、さらに2011年にリコーに買収され、
現在はリコーイメージング株式会社としてデジタルカメラ等の販売をしています。

現在所有で、現役のコンデジの中では最も古いモデルになります。
2006年にペンタックスのデジタル一眼「ist DS2」で写真にハマり、
仕事の時にもバッグに忍ばせておけるようにと、こちらのモデルを購入しました。

当時のペンタックスのデジカメの中では使いやすさ重視のコスパモデルといった立ち位置。
この頃はセンサーがどうこうとか画素数がどうこうとかはあまり考えていなかったので、
コンデジの写りというのはこれが「普通」だと思っていました。

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この機種が発売された頃は各メーカーがこぞって画素数UPを目指し、
高画素=高画質だと消費者に植え付けようとしていた時期です。当機も「有効1000万画素」を大々的に謳っていました。

オートモードで撮影し、実際に吐き出される画は若干露出オーバーで暖色系。
ダイナミックレンジが狭く、明るい場所と暗い場所での写りが飛びやすく、潰れやすい印象です。
いかにも一昔前の「デジカメ」といった感じの写りで、解像感もあまり高くはありません。

手ぶれ軽減は感度を上げてシャッタースピードを稼ぐタイプ。
豆サイズのCCDセンサー搭載でノイズが出やすい為、ほとんど存在意義がありません。

しかしながら何故このE60をまだ現役で使っているかというと、デザインがスタイリッシュでカッコイイのと、
単三電池駆動であること。そしてごく稀に雰囲気のいい写真が撮れることがあるからです。
言葉で言い表すのは難しいのですが、「ふわり」とした感じの。

いずれにしても肩に力を入れずに撮影できる簡単お気軽カメラであることは間違いありません。
これからも頑張っていただきます。

Kodak PIXPRO FZ43 [デジカメレビュー]

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・光学4倍ズーム
・27-108mm(35mm換算)
・1/2.3型CCDセンサー1600万画素
・2.7型液晶モニター
・単三電池駆動
・2015年発売

2012年にデジカメ産業から撤退したKodak。
それまではEASYSHAREシリーズ等のデジカメを製造、販売していましたが、現在はJKイメージングがグローバルライセンシング契約を通して販売しています。
日本での代理店はマスプロ電工。

調べてみた結果、この機種はGEのC1640Wという製品のOEMのようです。
ちなみに前機種にあたる「PIXPRO FZ42」からの変更点が、どうやらグリップ部分に樹脂性の滑り止めがついただけという超微進化。
デザインに拘らないのであれば、FZ42の方がコストパフォーマンスが高いと思います。

しかし自分はこのデザイン、凝縮感があって結構気に入っています。
欠点として致命的なのはSDカードをフォーマットするとファイルナンバーがリセットされてしまう点と、電源を切るたびに詳細設定の一部(画像の圧縮率など)がリセットされてしまう点。
他のデジカメではほとんど有り得ない仕様なのでかなり戸惑います。
(オリンパスの「ファイルナンバーが日付しか選べない」っていうのもかなり嫌でしたが・・・。)

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色彩vivid

光量のあるところなら、普通に撮影できます。色彩ノーマルなら自然な発色。
周辺に行くにしたがって解像度が低くなっては行きますが、許容範囲かと思います。

ただ、正直あまり「いい画質」とは言えないかもしれません。
昨今の安価コンデジの通例に洩れず、1600万画素のセンサーにレンズ性能が追い付いていない感じがします。
粒子がダマのようにくっついてしまっている印象で、密集した葉の描写などをみるとなんだかベタベタしてしまっています。

使い方によっては色彩vividでおもしろい作品が撮れるかもしれませんが、露出を調整しても往年のコダックブルーは再現できませんでした。(GEなんだから当然といえば当然)
あまり過度な期待はしない方がよさそうです。
ちなみにこのクラスのCCDセンサー搭載機なので、高感度撮影などはほぼ絶望的です。

コンパクトなサイズと単三電池駆動で使い勝手はいいので、晴れた日のお散歩のおともなどにはいいかもしれません。
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