PENTAX Optio E60 [デジカメレビュー]
・光学3倍ズーム
・32-96mm(35mm換算)
・1/2.33型CCDセンサー1010万画素
・2.4型液晶モニター
・単三電池駆動
・2008年8月7日発売
ペンタックスは2008年にHOYAに吸収合併、さらに2011年にリコーに買収され、
現在はリコーイメージング株式会社としてデジタルカメラ等の販売をしています。
現在所有で、現役のコンデジの中では最も古いモデルになります。
2006年にペンタックスのデジタル一眼「ist DS2」で写真にハマり、
仕事の時にもバッグに忍ばせておけるようにと、こちらのモデルを購入しました。
当時のペンタックスのデジカメの中では使いやすさ重視のコスパモデルといった立ち位置。
この頃はセンサーがどうこうとか画素数がどうこうとかはあまり考えていなかったので、
コンデジの写りというのはこれが「普通」だと思っていました。
この機種が発売された頃は各メーカーがこぞって画素数UPを目指し、
高画素=高画質だと消費者に植え付けようとしていた時期です。当機も「有効1000万画素」を大々的に謳っていました。
オートモードで撮影し、実際に吐き出される画は若干露出オーバーで暖色系。
ダイナミックレンジが狭く、明るい場所と暗い場所での写りが飛びやすく、潰れやすい印象です。
いかにも一昔前の「デジカメ」といった感じの写りで、解像感もあまり高くはありません。
手ぶれ軽減は感度を上げてシャッタースピードを稼ぐタイプ。
豆サイズのCCDセンサー搭載でノイズが出やすい為、ほとんど存在意義がありません。
しかしながら何故このE60をまだ現役で使っているかというと、デザインがスタイリッシュでカッコイイのと、
単三電池駆動であること。そしてごく稀に雰囲気のいい写真が撮れることがあるからです。
言葉で言い表すのは難しいのですが、「ふわり」とした感じの。
いずれにしても肩に力を入れずに撮影できる簡単お気軽カメラであることは間違いありません。
これからも頑張っていただきます。
2015-10-20 22:47
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